Amazon で大規模な障害が発生
Amazon.comにて大規模な障害が発生し、ページのリロードを促すメッセージが表示されていました。私が確認した限りでは現在は復旧しています。
日本時間7月12日の12:00前後から商品ページにおいて、エラーが発生したため画面のリロードを促すメッセージが表示される状況が発生しました。
これはAmazonのサーバー側での問題とみられ、Incognitoモード(シークレットモード)を利用した場合でも一部のユーザーは商品の購入を行うことができない状況となってしまったようです。
- Chromeの履歴等が残らないようにするためのモード
- ブラウザ側のキャッシュ等が原因の場合、問題が解決する場合がある
Amazon.comは自ら立ち上げたAmazon Web Services(AWS)上でホストされていますが、AWSのステータスページでの異常は確認されておらず、Amazon.com側での問題だったと思われます。
- 正式名称はAmazon Web Services
- Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービス
- 世界的にシェアNo.1
I can't even imagine how much this is costing Amazon per second
Jeff Atwood @codinghorror
冒頭で引用したStack overflow設立者のJeff Atwoodさんは「これがAmazonにとって1秒あたりどれだけのコストとなるのか想像がつかない。」とコメントしています。
- プログラミングのナレッジコミュニティ
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- 全てコメントはクリエィティブ・コモンズが適用されている
ユーザーレポートベースのDowndetectorでは日本時間7月12日の12:00から発生し、1時間でエラーレポートは激減したため、ほぼ復旧しているようです。
また報告された問題では5%のユーザーがチェックアウトに失敗し、15%のユーザーがログインできない状態となっていたようです。
コンシューマー向けサイトではダウンタイムは売上減と直結するため、かなり厳しい基準で運用がなされているものが多く、Amazonのような大手サイトで発生する事自体はかなり稀です。
まとめ
私自身amazon.comとは全く関係ありませんが、このような障害の話を聞くと、もし自分が障害原因の担当だったら、、と思うと胃が痛くなります。